アメリカン・ギャングスター (2007) : American Gangster

麻薬王と捜査官の息詰まる実話を、デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウの名優共演で贈る犯罪サスペンス。「グラディエーター」でクロウと組んだリドリー・スコット監督作。

監督:リドリー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー、キューバ・グッディング・Jr、ジョシュ・ブローリン、ライマリ・ナダル

アメリカン・ギャングスター (2007)のあらすじ

1970年代のNY。ギャングの運転手だったフランク(デンゼル・ワシントン)は、ボスの死後、ベトナムからの麻薬ルートを開拓し大儲けする。一方、汚職が横行する警察を嫌う刑事リッチー(ラッセル・クロウ)は、麻薬取締局に転属。はぶりのいいフランクに目をつける。

アメリカン・ギャングスター (2007)のストーリー

ベトナムではテト攻勢で潮目が変わった1968年。ハーレムの名物男で知られた”バンピー”ジョンソンの運転手だったフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は、バンピー没後に自分の家族の力を借りて独立、麻薬ビジネスに手をつける。フランクは、従軍している親類を利用してベトナム現地でヘロインを直接買い付けるルートを確立、帰還兵を乗せた軍用機を利用してアメリカ国内に運び込む方法で、安価で質の高い麻薬「ブルーマジック」を売りさばいた。そして、ニッキー・バーンズと並び麻薬業界の大物として、一大勢力を築き上げる。

一方、アメリカ・ニューヨーク近辺では警察組織の汚職が蔓延しており、まともな警官は働きにくい状態となっていた。私生活は乱れきっているものの、悪に屈しない正義感を持つ警察官リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)は、ある組織の車から押収した100万ドルを盗まずに全て署に届けた結果、同僚からつまはじきにされる。しかしリッチーのその正直さが評価され、特別麻薬取締局にスカウトされる。リッチーは優秀なメンバーを選出し、エセックス郡麻薬捜査班を設立。ハーレム近辺にはびこっているブルーマジックの供給の元締めを検挙することを目標とした。一方で、汚職警察官である特別麻薬捜査官のトルーポ(ジョシュ・ブローリン)は、麻薬で台頭してきたフランクに目をつけ、早速賄賂を要求し金のなる木としてフランクを保護しようとしていた。

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